遂に旅立ちの地 南オーストラリア最大の都市アデレードへ

Australia

タスマニア島のホバート国際空港からアデレード空港へ無事に到着したのは既に夕方であった。兎に角まずは泊まるところを確保しないと、大きなザックを背負ったまま行動はできない。この旅は期間、ルートなど一切決めていないので、出来る限り資金は抑えながら旅を続けていかなければならない。

その上でオーストラリアなどの先進国は物価が高く、バックパッカーの長期滞在には適していないので、泊まるところも安宿のドミトリー(大きな部屋にベッドが並び、他の人たちとのプライベート空間が分かれていない部屋)に必然的になるのである。これは今後の旅でも物価の高い国ではこのタイプの部屋を選んでいくことになる。

アデレードは私が到着した4月はまだ残暑的な暑さが残っていた。オーストラリアは12月から2月が夏で3月から5月が秋なので日本とは逆で考えるとイメージがしやすい。ちなみに6月から8月が冬で、9月から11月が春である。アデレードはこの時まだ街に日本人も少なく、しかし街自体がコンパクトに集中していて、暮らしやすそうであった。気温も一年を通して快適なようで、語学学校も、大学も勿論あり個人的にはタスマニア島の次に留学しやすそうであった。勿論一般的な人気はシドニーやパースではあるけれど。

アデレードからアリススプリングスへ

さてこのアデレードから次に向かう都市であるが、有名な都市だとメルボルンやパース、シドニー、キャンベラがある。しかしオーストラリア本土に来たからには、一度は見てみたい。そうウルルである。名前と大きな岩というイメージはあるが、場所を知らないので、街のインフォメーションセンターで聞いてみた。(⚠︎この度は2014年に行われたもので、その時スマートフォンや、iPhoneなどの通信機器などはなく、旅には現地での情報収集以外ありませんでした。)するとアデレードから鉄道で本土を縦断してその途中にある街アリススプリングスに行けると教えてもらった。アリススプリングスでなはく、ウルルに行きたいと言うとウルルと言う街はなく、アリススプリングスがそこに一番近い街だと言われた。

さらにインフォメーションのお姉さんはウルルはエアーズロック・マウントオルガ国立公園(現:ウルルカタジュタ国立公園)にある世界で2番目に大きな岩であると教えてくれた。

現代のようにスマートフォンで何でもすぐに調べられる時代とは違い、全て足で訪れ、現地の人に尋ね、決めていく。便利や、安全、効率良くとは真逆のこの旅。

遂に一歩目を進もうとしている。是非是非ここからの波乱万丈の旅も共に歩んで頂ければと思います。次回は『世界の中心で愛を叫ぶ』のあの舞台へ。皆さんご一緒に!せーのっ!!亜紀ーーーーーっっっ!!やかましいわっ!!

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