2007。私は人生の第2ステージに飛び込もうとしていた。
面接官「へ〜旅が好きなんだね?」
私「はいっ!!」
面接官「今後この職業に就いたら2度と旅には出られないね!」
私「??」
面接官「それでも良いの?」
私「はいっ!!」
面接官「オッケー!それでは後日また連絡がいきます」
当時26歳の私と同じ歳というその店長は、月の売り上げ1000万円を超える人気店を任せられていた。私は包丁も握ったことのない、もちろんフライパンなんて振ったこともない。ど素人。
目の前の彼とは歳が同じ以外何一つこのお店の中では同じものがないように思えた。
今振り返るとこの日、この時から全てが始まった。
後日連絡が入り、私はこのお店で働く事になった。
経験、知識そんなものが無くても、その時々持ちうる全てをかけて行動するのみ。
話は約2年前に遡る。
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