宿を決め荷を降ろしたら、町を歩く
ワヤンの宿に決め荷物を下ろしたら、早速このウブドなる町を散策しに出かけた。宿の入り口付近で何やら手仕事をしていたワヤンにちょっと出歩いてくるよと告げて宿を出た。
やはり初めての町はワクワクが止まらない。地元の住人や、商いをしている人、客引き、ドライバーに、観光客いろいろな人たちが目に入ってくる。まずは宿の近くにあった観光地的なモンキーフォレストに行ってみた。入場料としてRp15.000支払う。見た感じは昔からそこにあるであろう大自然といった感じ。中に入るとこれまた時代を感じる大きな石像や、レリーフなどがあり、そこには沢山の猿たちが自由に生活していました。一応スタッフ的な人もいたり、猿に関する注意事項などもありました。中には樹齢100年以上のガジュマルの木や猿の水浴び場や、色々な石像があります。猿の餌用のバナナ売りが多かったです。
一番奥にあったお寺はサロンのような腰巻きが必要らしく、お布施を払えばサロンを貸してくれた。ちなみにバリ島男性の正装はクメジャと呼ばれるシャツ。サファリと呼ばれる上着。ウダンと呼ばれる頭に被るもの。腰に巻くカメンとサプッなるものだそうです。お祈りのある儀式やお祭りの時に色は白を着用するそうです。国によって正装は違いますよねぇ。
猿との争いもなく無事にモンキーフォレストを出てみると、裏口は全く誰も警戒しておらず、裏から入れば、、、さぁ!そしてわてがモンキーフォレストを出てみた光景はおじさんたちが集まって熱中しながら何やら覗き込んでいました。そこには少し異様な熱気と戦うニワトリの姿がありました。わては生まれて初めて闘鶏の賭け試合を目の当たりにしました。近くには負けたニワトリのものであろう足が飛ばされていました。わては賭けはせずにしばしそのおじさんたちに混じり光景をみていると、何やら香ばしい匂いがします。なんと隣の地べたで炭火で焼き鳥を売っているではないか。なんとこんなにも生と死が近い場所もなかなかないであろう、わてはサテなる焼き鳥を頬張りながら闘鶏を楽しんでみていた。
賭け試合の闘鶏場を後にしながら、わてはこのウブドの人々の熱気や、温かさ、自然の大きさや静けがすでに好きになっていた。そしてもっと地元の人々の生活を見てみたいと思っていた。
コメント