バリ島の海のリゾート地へ
大好きだったウブドでお巡りさんの洗礼を浴びて、しばらく居たウブドにもそろそろお別れを言うタイミングなのかなと思わされた。本当に綺麗な大自然や、山々、人々、神への踊りや文化、民芸品などなど、そして何より毎日話を沢山して、思い出を沢山くれたワヤン、バリの旅の最後にもう一度ここに戻ってくると伝えて、山の自然の次は海を感じるためバリ島のリゾート地クタに向かった。クタに着くとその賑やかさや、外国人の多さ、繁華街、夜のネオンなどに驚いた。まずは安心して荷物を下ろして移動したので、宿を探す。リゾート地だけあってホテルなどの宿泊施設は沢山あり、高級感のある海沿いのホテルや、プール付きのホテルなどなど沢山並んでいた。それらを一切見ずに繁華街から少し離れた小さなゲストハウスを見つけていつものように交渉を始めた。慣れ親しんだウブドから来たからなのか、普通の旅がこちらなのか分からなくなっていたが、当たり前のように人々とは距離を感じる。必要最低限の会話や交渉、質問などもちろん相手の人柄など知る由もない。可もなく、不可もなくのそのゲストハウスに荷を下ろし、歩いてビーチに向かった。ワヤンが懐かしい。
浜辺は最高のビジネスの場
海に着くと何をするでもなく、とても綺麗な海を砂浜から見ようと近づくと、お土産を身体中に巻いた男性がこれを買え!これはどうだと押し売りに来た。120%いらないので勿論断るのだが、これがびっくり営業マンは1人ではないのである。1人を断り、しばらくすると陽気なテンションで初めて見ただろうというノリで違うお土産マンが来る。いやいらないよと、わてには必要ないもんと1回目より力無く断ると帰って行った。海の綺麗さや、砂浜の気持ち良さを忘れさせるかのように3人目のお土産マンが登場し、いらんわぁーー!!となり、クタの海は終了した。宿までの帰り道にあるバリ料理のレストランで夕飯を済ませ、明日にはこの町を出ることを決めた。自由な旅というのはこのように、少し長くいる町もあれば、1日や、早ければ半日で、ただ通り過ぎる町もザラにある。ちなみにこの次の日スミニャック、クタ、レギャンを周り、そのままサヌールに向かった。クタの海岸とは反対側に面する南東部のエリアだった。クタなどに比べるとサヌールの海岸や街並みはわては少し静かな、人も少し穏やかに感じた。うん、良かった。ここでも安い宿を探し見つけ、とりあえずサヌールビーチに向かう。さてこの後の町はどこに進むか、またはバリ島を離れるか、海を見ながらゆっくりと流れる波音や、時間を感じ砂浜に横たわって空を見上げていた。
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