語学留学 〜パートタイムジョブ編 1〜

Tasmania in AUS

一人暮らしを始め、学校のクラスの雰囲気や、クラスメイトにも慣れだし、海外での生活にも慣れてきた。街を散策し、スーパーや日用品、週末の楽しいマーケットなど治安の良さや人口も含めてタスマニア島を留学する場所に選択したことは私には正解であった。

語学学校には、中国人、韓国人、ベトナム人、タイ人、日本人などのアジア人が多く、稀にイタリア人などのヨーロッパ人、エチオピア人などのアフリカ人のクラスメイトが在籍していた。日常の生活でも学校でも、私は極力日本人とは接しなかったので、出来る限り普段から英語だけを話す場所に身を置いていた。学校は週5日、夕方には終わるので私はアルバイトをすることを考えていた。体験しながら英語の会話を学べるし、少なからずお金も稼げる、まさに一石二鳥である。そうとなればすぐに行動である。街にある飲食店を見つけた順にアタックしてみた。これはアパートを見つけるよりも至難の業であった。ただし日本人のやっているお寿司屋さんなどは選択肢から外した。

外国の飲食店でアルバイト

まず日本で慣れたアルバイトという言葉が英語であると思っていた時点で、私の英語力の低さが分かってしまうであろう。この英語力で、外国の飲食店のオーナーに飛び込みでこちらの要求を伝える。しかし相手の英語は全く分からない。断られたお店は10店舗を超える。それは勿論言葉の壁だけではなかったかもしれないが、それ以外の理由だとしても、その理由すら聞き取れていないのである。

しかし自分で決めたことは簡単には諦められない。その後も仕事探しの放課後は何日も続いた。

※何十年も前の話なので、時効であると思うが基本的に学生ビザでの就労やアルバイトなどは法律で禁じられています。どうぞお気をつけて。

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